そんなに小沢一郎が嫌いですか
今日、2回目の総理との会談があったそうだ。
読売新聞は、「時間の浪費」とか言っていたが、NODAにすればそれなりの意義があるんだろう。自民党へのPR、党内反対派へのパフォーマンス、深慮遠謀があるわけで新聞社等、マスコミがそれを図りかねているだけのことだと思う。
私は、小沢さん(以下、小沢と略します)の言っている事は極めて正論であると思う。
ただ、彼が今後の政局をどのように描いているかは私ごときにはわからない。
そもそも、何時頃から彼は政界のヒール役を受け持つ事になったのだろうか。時の総理候補3人を呼びつけ面接したというあの時から?
でも、後日、彼は証言しているが、呼びつけたのではなく、彼らが出向いて来たというのが真実らしい。そんなこと、マスコミは百も承知なのに、何故か彼を悪役にしたいらしい。
私を含めて、小沢という男のどこまでを世間は知っているのだろうか。
一つだけ、真実として見つめなくてはならないことがある。
極悪非道な人物みたいに言われる小沢一郎には多くのシンパがいるということ。
特に、谷亮子を始めとして、有名なスポーツ選手議員の中に、小沢の説得を受けて立候補したものが相当数いることは周知の事実である。一流のスポーツ選手を説得できる男は、虚言を弄するものであろうか。
私は小沢には間違いなく、人を引きつけるカリスマ性があると思う。
そして、そこには人間としての誠実さがないと、一流の人を説得することはできないと思う。
つまり、小沢は、マスコミが喧伝するような極悪人ではないのではないかと想像する次第である。
皆、マスコミの勝手な情報操作に釣られてないか?何故、マスコミが小沢を嫌うのかは知らない。
さて、彼の裁判はまだ続くようである。
そもそも、検察審査会の決定要素に意図的な情報操作があったのは明確だし、裁判中の検察リークとマスコミの追従姿勢を見て、この国は相当危ない方向に向かっていると感じた方は多いはず。
私は、小沢に対するマスコミの報道姿勢は相当偏向していると感じるし、それが新聞を始めとする報道機関に対する信用不安のきっかけとなった。
今や、私にとってマスコミ報道は信ずる価値を持っていない。
小沢裁判の報道は、私のマスコミに対する価値観に大きなインパクトを与えた。それ以来、私は新聞、TVの言う事を信用しなくなった。
福島原発の件で、政府発表に不備があったとか、色々言われているが、そもそも私は政府以前に、マスコミ報道を信用していなかった。
そしてそれが正解だった。信用に足りない連中であることは、歴史的大災害に対峙し、これ以上ない形で証明された。
彼らは、自分たちが今後も生き残れると真に思っているのだろうか。だとしたら、相当におめでたいことだ。
何故、小沢が嫌いなのかは知る由もないが、そろそろまともな報道をしないと壊滅的な状況を迎えることになると思う。
大手のマスコミさん。