まだまだ現役のWindows XP

 　居間で使っていたWinXPマシンが、お役御免で私の部屋に引っ越してきた。

　以前も書いたが、居間のマシンはWin8になっている。もはや、私の助言なしで彼女はバリバリ使っている。

　このXPマシン、長い間、彼女が占有で使っていたため、デフラグもフォルダ整理もしていなかったため、何やら大変動作が鈍くなっていた（パッチも当たっていない！）。

　さすがに、Windowsでは使えないかなぁ〜と諦め気分であったが、もったいないのでダメ元でクリーンインストールをやってみることにした。

　結論。

　WinXPインストール→SP１導入→SP３導入で無事完了した。

　SP1は元々メディア形式で所有していたので、これを導入後、SP2に行こうとしたが、これは上手くいかなかった。IEのバージョンが古すぎて、マイクロソフトのダウンロードセンタに弾かれたのだ。ギョギョギョッ！

　万事休すか？

　ネットで調べてみると、直接SP3を当てても問題ない、との助言があった。早速やってみる。これでうまくいった。ありがたい助言だった。

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【ディスプレイも相当くたびれている】

　これ以降、このマシンはプログラム作成用（F-BASIC）、天文ソフト（StellaNavigator）実行用、携帯プレーヤー（Walkman）への楽曲ダウンロード（X-App）用のマシンとして使っている。

　IEはバージョン8にしてあるが、動作的には何の問題もない。

　このマシン、Pentium4、1.5GHz、メモリ256MBという、極めて控えめなスペックであるが、Webブラウズに障害はない。やや遅いだけ。

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【マザーボードはIntel製。Pentium4,1.5GHz,RD-RAM256MB,HDD60GBという当時では結構セレブな仕様だったのよん】

　StellaNavigatorは、バージョン９を入れている。驚くことに、このシミュレーターはXP（ActiveXの環境設定が必要）でも動作するのだ（！）。

　しかし、さすがに”まったり”としか動かない。プラネタリウムコンテンツは何故か、動作しない。だが文句は言うまい。そもそもが相当な無理をしているのだから。

　F-BASICは、今では知らない方が多いと思う。これは、NECのN88BASICと互換性が高い富士通製のBASICコンパイラでWindowsで動作するもの。天文ソフト作成用に以前から使っている。

　私は元はPC-98ユーザー。BASICソフトをWindowsに持ち込もうとすると、どうしてもこのようなブリッジアプリが必要になる。

　このBASICコンパイラは、相当に優れモノだ。マイクロソフトの元祖BASICコンパイラ（BASCOM）やQuickBasicも持っているが、F-BASICが一番使い易い。

　言語体系がN88BASICと極めて互換性が高いことが使い易さの理由の一つだ。そして、当たり前だがオブジェクトが早い！これ、捨てたくないなぁ〜

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【遊びで作ったソフト。太陽系を上から見た地図】

　作成したプログラムは、本来であれば、Visual Basicにコンバージョンすれば良いのであるが、なかなかその気力が沸かない。グラフィック関連の関数がWindowsは面倒なので・・・。いいのよ。どうせ、暇つぶし用のソフトだから。

　液晶ディスプレイ（17inch）も長い年月の間に表示部分がおかしくなってしまっている。しかし、まだ十分に使える。これ、買った時は７万円くらいした。とても、もったいなくて捨てられない。

　という訳で、枯れたWindowsXPマシンは私の部屋で仕事を与えられ、それをかろうじてこなすことによってその存在を誇示している。たまにしか使わないが、それでも十分。まだ、もったいなくて捨てられない。自作というのもあるけどね。

　マイクロソフトには、WindowsXPのサポートをできる限り継続してもらいたい。XPは起動も早いし、軽い。WindowsMeやWindows98ソフトとの上位互換性が相当程度あるのも嬉しい。インターネット閲覧やメールで利用するのであれば、十分に現役として使える。

　Windows2000も一部の玄人からはプラットフォームの素性の良さから強い支持を受けていた。

　このあとを継いだVistaが本当に情けないOSだっただけにXPは、今後もある程度は、現役として使われ続けられるものと推測する。

　良いモノはいいのだ！

　前回も書いたが、WindowsVistaって一体何だったんだ？