VW UP! ひとときの入院(1000Km点検)
UP!の続報。
成人の日の前日、UP!は1000Km点検(1ヵ月点検)で入院。
11月末の納車だったので、1ヵ月半程度のランニングの後の点検となった。これまでの走行距離は1638Km。チョイ乗りが多い割には、ほどほど走っている感じだ。トラブルはこれまでの所、全くなし。
点検項目は以下の通り(点検明細より)。
・フォルトメモリー点検
・セルフダイアグノーシス
・エンジンオイル
・ブレーキパッド
・バッテリー点検
・クーラント漏れ/量点検
・ドライブベルト
・エアコン動作
・ワイパーラバー点検
・ライト廻り点検
・タイヤ空気圧
・車両下回り点検
・おまけで洗車
全ての項目で問題は無かったとのこと。まずは、ひと安心だ。VWとは言えども外車。以前は、外車は初期ロットは危ないだの、初期不良が酷いだの、と言ったもんだが(昭和の話だけど)、ノープレブレムだ。
点検項目で目が行くのが、フォルトメモリとセルフダイアグノシスというもの。
フォルトメモリとは、コンピュータシステムで用いられるエラーログの様なものらしい。車のメカニズムにおかしな動作があった場合、記録が取られると整備の方が言っていた。
セルフダイアグノシスという言葉も、コンピュータシステム(メインフレーム)では同様に使われている。日本語でいうと「自己診断」だ。
これは、専用の保守端末を車載コンピュータに接続して実施すると言っていた。整備の方が言うには、UP!はコンピュータの塊なので、このような方法が使われるとのこと。
ゴルフやアウディではどうなんだろうね。同じなんだろうか・・・
ともかく、入院・検査は1時間程度で終了。UP!は元気に、綺麗になって帰ってきた。整備の方がホイールまで清掃してくれていたので、まさにピカピカだった。
実は、この1ヵ月間、私はあまりUP!を運転していない。彼女がお仕事でずっと使っていたから。
彼女はUP!の使用感として「燃費はさほど良くない」と言っている。すぐ給油しなくてはならないし、ハイオクは高い、とも言っていた。これはプリウスから乗り換えたリバウンドでもあるが、この車に対する率直な、そして一般的な評価でもあると思う。
燃費は、エコ運転をすれば前に言ったように、15Km/ℓは出せる。しかし、エコ運転など知らない人が気ままに使えば、やはり10−11Km/ℓ程度になるとは思う。誰が使ってもエコでありたいなら、やはりハイブリッド車を選択すべきだろう。
私は評判の悪いASGを、最近はマニュアルモードで使っている。シフトチェンジ時の”ガックン”という挙動を和らげようとアクセルワークに努力したが、やっぱり無理。面倒だった。
なので、この車をクラッチレスのマニュアルシフトとして扱うこととした。
今はまだ慣れてはいない。
だって、マニュアルシフトなんて、初めて車に乗った時以来だもの。
でも、徐々に慣れるさ。
これは、これで面白い。
エンジンは3000回転を超えると、グッグーンと加速する。
これは少し極端なくらいの変化で、トルコンとは明らかに異なる仕掛けでこの車が動いていることを再認識させてくれる。
何気にアクセルを踏んづけていると、1速ではあっと言う間に5000−6000回転まで行ってしまう感覚だ。
少し大げさに聞こえるかも知れないが、この感覚は本当だ。私がトルコンに慣れ過ぎているのかも知れないが。
このエンジン小さいが、私にとっては十分なパワーだ。しばらくこれで楽しむことにする。
来週は、UP!に犬を乗せて旅行にいく予定だ。狭い荷台にゲージを乗せることになるが、何とかなりそうだ。雪が降らないことを祈る。
おまけでUP!に関するTips
・ドアミラーは手動式で重いことは先日も記した。このミラー、実は鏡面が湾曲している。より広角で見えるようになっているのだ。また熱線付き。
・忘れていたが、ヘッドライトの高低レベル調整ができる。この間、彼女に「この車、ライトが低くない?」と言われて気が付いた。彼女は、昼も夜も使っているが、私はそうでもなかったのでレベル調整をすっかり忘れていた。因に、プリウスはこの機能が自動だった。
・シートヒーターはありがたい。営業が言っていた通り、本当にやめられなくなる。やっぱり寒い国の車だね。ありがたい装備だ。
・ルーフのアンテナは、タワーパーキングに入れる時に邪魔になる。毎回、外さないとダメだ。これ、結構面倒。
・フロント/リアのワイパーは作りがショボイ。こんなんで拭けるのー?って感じ。しかし、全くもって問題なし。しっかりと雨・雪(先日降った)を拭う。これは驚いた。
UP!は今日も元気に走っている。