Amazonが最強ではない
iphoneに切替えて以来、俄然、ニュースサイトが見易くなった。
やはり、ガラケーの文字中心の表示では、限界がある。ニュース情報の入手においては、スマホの勝ちだ。1画面当たりの情報量においては、絶対的アドバンテージがある。
しかし、それにしても、字が小さく見辛い。以前は、こんなに文字が読み辛いと感じた事は無かった。
スマホに変えたから?
キャラクター文字の方が、老眼が混じっている中高年には見易いのだろうか。正直、自分の視力がここまで落ちているとは気が付かなかった。少々、ショックだ。
端末の画面が大きければ、もっと見易いのだろうか・・・、と考え、ネットでNEXUS7やipad、Kindleなどの仕様を見ていたら、気にかかるユーザーレビューがあった。
AmazonでNEXUS7を購入したが、初期不良でメーカー(ASUS)に返品したが、2ヵ月経っても代替が来ない、というもの。
サポートセンターの対応も話にならないと、買ったユーザーは「激おこぷんぷん丸」だ。
・・・
あり得る話だ。
私も、彼女用にacerのPCを購入する際、PCショップのお兄さんに「サポートは期待できませんよ」と言われた。しかし、その分、YA・SU・I !
私たちは、ネットを使うと翌日には、望む殆どのモノを入手することができるようになった。
この利便性は計り知れない。しかし、一方で、リアル店舗をもたないソースからの物品購入には、先に述べたようなリスクが伴うものらしい。
少し、極端な事例にも見えるが・・・
ヤマダ電機が上期に赤字計上をした、との事で話題になっていた。
最近、現物を量販店で確認し、購入はより安価なネットショップからする、という人が増えているという話題は、とてもよく理解でき共感出来るものである。
私も似たような事をすることがある。
そこに、家電量販店最大手がネット店舗に真正面から価格勝負をトライアルした結果、大赤字をこいた、大損してネットショップに敗北した・・・、という近視的捉え方をすることはできる。
しかし、だ。
リアルショップにだって、良いところはある。
私が今使っている腕時計は、ネットで下調べをした後、リアルショップに赴き、結局そのお店で購入した。
その場で、1時間程度、色々な話をお店のお兄さんから聞いて、結局、自分に一番合っているであろうものを購入した。
この時、最も迷ったのは、
①SEIKO、CASIO、CITIZENの競合機種のどれを選ぶか
②チタン、ステンレスのどちらにする
であった。
結果として、SEIKOのステンレスを選んだのであるが、この判断はネットからの情報からでは到底無理だ。
実物を触ってみないと、このような判断はできない。そして、衝動買い、特に値段のはるものはリアルショップでないと出来ない。
まだまだ、リアルにアドバンテージがあると私は考えている。
思い起こしてみれば、私もネットショップを相当利用するが、電化製品でアフターを考慮すべきものは全てリアルで購入している。
唯一の例外は、「THINK PAD」だ。これは、直販サイトから購入したが、幸い、何の問題も無かった。
安さは魅力であるが、購入後のトラブルを想定すると、やはり、日本に対応窓口がリアルに存在するルートを選ぶ事が賢明ではないだろうか。
相応の知識を有する店員さんと話をすることもたまには良い。
その点で、今、最強は「ヨドバシ」だと思う。
「ヨドバシ」は、ネットでもリアルでも、値段/アフターは ”同一” だ。翌日配送もある。
因に、タブレットは色々と物色してみたが、「そこまでして外でネットを見る事も無い」と思い至り(やっぱり)、購入は止めた・・・。
考えているあいだが楽しかった。