嘘をついていた新聞社
ぶったまげた。
この一連の記事内容にでっち上げ、ねつ造が存在すること(特に強制性や軍の関与)については、経済学者の池田信夫氏が相当早くから指摘していた。
朝日新聞の記事修正内容は、多くの部分で池田氏の指摘を肯定するものと言える。
私は日本国民の一人として、正直胸を撫で下ろした気分だ。
このことで、70年前の戦争責任の全てを免れる訳では無いが、非人道的な行為の一部でも修正される事は救いだ。
自民党石破幹事長の記者会見での発言は、この問題に関する私達の気持ちを的確に代弁している。
そう、私達は「心を痛めていた」。
朝日新聞は、何故あのような記事を書いたのだろうか。
意図的ではない、と言う。
しかし、著しく国益を損じ、国民の心情に大打撃を与える事間違い無しの記事内容であるにもかかわらず、その事実確認をせず、何故報道したのか?
巨大権力を監視する事と、虚言により貶める事は、明らかに意味が異なる。嘘をついてまで一体何をしたかったのか。
私には全くもって意味不明であるが、ここで思考停止を許されるのであれば、こう解釈する。
「あの新聞社は、普通ではない思想の人間が経営している会社」
社説はもとより、読者投書欄にその普通ではない思想は現れている。
読者が何を書こうが勝手であるが、寄せられた意見の中から何を選ぶかについては編集者に任されている。
よって、あそこに掲載される意見は、ある意味で朝日新聞の意見だ。
それを読んでみると、その異常さに十分に気分が悪くなる。
これは、あくまでも個人的主観であり、あのペーパーの論理的批評をするつもりはない。
好きで読む人を咎めない。
しかし、従軍慰安婦記事に対するねつ造は、決して許されるものではない。
メガトン級の嘘をついたのだから、それに相応しい社会的責任を取るべきだ。
あの新聞社が無くなっても、恐らく誰も不便は無い。私は社会的抹殺を承認する。
・・・・・・・・
CDBの笹井氏が亡くなった、とのこと。
STAP細胞は、人の再生を実現する前に、人を死に追いやってしまった。
夢の細胞は、ある優秀な研究者の将来と夢を破壊した・・・。皮肉な事だ。
小保方さんも傷心していると思う。
NHKやマスコミは、これ以上、彼女とその関係者を追いつめる事は止めておいた方が良い。
真実の追究よりも、負の連鎖の方が怖い。
一方、小保方さんは、もし嘘をついているのであれば、これを機に事実を告白してほしい。
朝日新聞でも出来た事だ。だから簡単。
朝日新聞は、嘘をついてから、それを修正するのに30年を要している。
国家的不利益の正常化に30年も、だ。
嘘の撤回に、そんなに時間をかけるものではない。
細胞の件で、これ以上の時間、のたうち回る必要は無い。自覚があるのなら撤回してほしい。
色々と責められるであろうが、朝日新聞のことを考えれば、大罪ではない。
これから、あの新聞社はどのような贖罪を果たすのかは分からないが、彼女には彼女なりの責任の取り方がある。
全てをリセットし、そしてリスタートすればよい
・・・・・・・・
人は嘘をつくと、それを肯定するために、さらに嘘を重ねるという。
嘘に嘘を重ねてみても、それが真実を生み出す訳では無い。
そんな無駄なことはやめよう。