そんなにパンツを撮りたいか
「自分の妻をミニスカートで歩かせて男性にわざと盗撮させ、示談金名目で現金を脅し取ったとして、大阪府警曽根崎署は9月10日、恐喝などの容疑で茨木市太田、会社員、S容疑者(31)と妻のパート従業員、F容疑者(21)ら3人を逮捕したと発表した。」
by MSN産経ニュース
この記事を読んだ時、私は「ふ〜ん、考えるもんだねぇ。ルアー(囮)の新しい形だなぁ」と呑気なことを考えていた。
しかし、よく考えるまでもなく、Sのやったことは恐喝であり犯罪だ。さらには、盗撮をした会社員(29歳とのこと)を脅す際、頭突きをしているとのことであり、暴行が加わっている。
「許し難い犯罪だ!」
正義感に溢れ社会常識に満たされきった私は憤慨した。
盗撮をした会社員に対して・・・
カメラ付き端末の普及に伴い、盗撮は激増している・・・ と想像する。
簡単に盗撮出来るツールを大衆が得てしまったことが事件の原因の一つであろうが、それにしても、世の中には本人の許可なく撮影してはいけないものがあることぐらい、子供でなければ分かる筈だ。
この若い会社員に限らず、アホなことをする輩が世間に多く、呆れてしまう。
某世界的IT企業の日本法人元社長のように、つまらない盗撮が理由で社会的地位を失うセレブリティも中には存在するという。
そんなにパンツが見たいのか?
それとも「盗撮」という行為自体にエクスタシーを感じているのか?
意味不明だ・・・
別にパンツならTUTAYAで何かしらのDVDを借りてくれば、お好みのシチュエーションで、いくらでも見ることは出来るだろうに。
リスクを犯してまで、何でそんなことを・・・
一方、タイホされた輩についてはコメントが難しい。
知恵モノである。
ちょっと、褒めてあげたくなる。犯罪なんだけど・・
マーケティングの知識でもあったのかしら
妻もいじらしい。いや、違う!
何と言えばいいのか・・・
とにかく、ミニスカートをわざわざ身にまとってまで・・・
一体、夫婦間でどのような会話がなされたのであろうか。そちらの方が気になる。
ともかく、獲物は釣れた。
この夫婦、ハンターとしての才覚は紛れもない。
この事件、撮った方、撮られた方、どちらにも非があるが、何故か憎めない事件だった。
申し訳ないが、私はこの事件を聞いて、笑っている。
「どっちも、どっちだなぁ」と
日本は平和だ・・・
ちなみに、ミニスカートの妻は、大阪市北区の家電量販店(ヨドバシカメラだな…)で、屈むような姿勢を何度もとって、内容をチラ見せしていたとのことであるが、この場合、撮影されることを期待しての行為であることから、問題の会社員は「府迷惑防止条例(盗撮)」には該当しないとのこと。
よかったね・・・
よかったのかなぁ〜