ANIMAXに夢中
JCOMの新サービスに彼女が飛びついた。
一番の動機は、ビデオデコーダーの容量が飛躍的にUPすること。
彼女は、日中の番組を録画しまくり、後で落ち着いて見るスタイル。
彼女から契約変更の相談はされたが、録画容量が増え毎月の支払い金額が極端に変わらないのであれば、新サービス選択でいいのではないか、と伝えた。
新サービスは、「Smart J:COM Box with タブレット」というもの。特徴は、2TBの大容量レコーダーと8インチのタブレット(LG製)が付属する事。
このタブレット、家中の何処でもTVが視聴出来るとの触れ込みであるが、これは”ウソ”である。
CISCOのケーブルTV受信機兼無線ルーター(2.4G/5G対応)が新たに設置されるのであるが、この無線が届かなければTVは映らない。
我が家の場合、1Fのリビングにルーターを設置するつもりであったが、それは中止し、結局2Fの私の部屋にルーター、レコーダーを設置することになった。
因に、タブレットを1Fに持ち込んでみたが、何とか受信出来る程度で日常的にTVを見るには実用的ではなかった。
彼女の目論みはものの見事に外れ、結果、1Fにある従来のJ:COMビデオは現状維持となり、私の部屋に新たにJ:COM受信機が増えただけのことになった。
私にとっては、願ったり適ったりであるが、彼女にとっては何のメリットもなく、プンプンである。
また、これは重要な事であるが、J:COMの「Smart J:COM Box with タブレット」という広告には偽りがある。
この大容量レコーダーは、ブルーレイ/DVDに対応していない。つまり、DVD再生や録画番組のダビングができないのだ。
これは、彼女にとっては致命的で、それこそ「現状後退」になる。
パンフレットのどこを見ても、「DVD対応していません」とは書いていない。重要なことなのに。
設置工事の当日、愕然とする彼女に対し、担当のお兄さんが「説明不足で申し訳ありません」と謝ったぐらいだ。
このサービス(「Smart J:COM Box with タブレット」)、新たに導入するメリットは「ほとんど無い」。
とは言え、私にとってはメリットがある。
彼女も設置工事を中止しなかったのは、自分ではなく、私が喜ぶであろうと判断したらしい。設置工事は無料であり、2年間の視聴料は従来とほとんど変わらないからだ。
どうでも良いタブレットもついてくるし…
私は今、ANIMAXに夢中だ。
昔のアニメは面白い。
それに今月からは、「COWBOY BIBOP」「ルパン3世(PART1)」「攻殻機動隊2nd」「ハイキュー」が始まる。
「銀魂」もやっている。
そもそも、民放はあまり見ない。
ヒストリーCH、ディスカバリーCHとBS1、あと少しのアニメがあれば十分。
彼女の当ては外れたが、私は今、ANIMAXに夢中だ。