気楽に行こうよ
事情があって、厚木〜大阪を弾丸帰省した。年末に続き、2回目。
朝一でこちらを出発し、車で大阪に。到着後、用を済ませたら、即、トンボ帰り。
年末は、朝7時に家を出て16:30頃、大阪に着いた。この時は、東名高速の三ヶ日で多重事故があり、1時間ほど渋滞に巻き込まれてのことだった。夜9時に実家を出発。
頻繁に休憩を取りながらの帰路であったので、自宅に帰り着いたのは朝6時頃。
今回も出発は朝7時。
途中、休憩を取ったり、買い物をしたり(彼女が)で大阪に着いたのは16時少し前。渋滞は無かったが所要時間は前回とあまり変わらなかった。
用を済ませ、実家を出たのが22時。
帰宅したのは7時頃。
年末から2回、弾丸帰省をしたが、結果として所要時間は往路・復路ともに、途中経過にかかわらず変わりは無かった。これが、我が家のペースなのだろうと得心した。
私は、車の運転は効率良くはできない人間だ。
大阪日帰りは結構きつい。
何よりも、安全第一でなくてはならない。
体力的にも、効率性の面でも難題であった。
UP!の今回の往路の燃費は、19.5Km/ℓ。
平均で100Km/h維持を意識して運転した。
平日であったので、道はそう混雑してはいなかった。しかし、とにかくトラックが多い。とても、スムースに飛ばすことなど出来なかった。
少し走れば、すぐトラックの集団に巻き込まれた。
この中では、道に空きが少ないため、追い越しもままならない。
一時的に100Km/hオーバーで走っていても、それを持続することは現実的には出来ない。
結果として理解したのであるが、この国の高速道路を”高速”で走り続けることは、現実的にはムリだ。よほど、道が空いていないと出来ない。
別にトラックを邪魔だとは思っていない。
彼らが「仕事」に忠実であるが故に、日常生活のコンビニエンスが実現出来ているのだ。感謝こそすれ、それ以上の感情は持ち合わせない。本当に、ご苦労様だと思う。
この国の道で、先を急いでも意味は無い。そう理解した。
帰路は、割り切って「ゆっくり」走ることにした。体力的な事情もある。
夜のドライブは視力が落ちていることもあり苦手だ。緊張する。だから、凄く疲れる。
ゆっくりが丁度良いのだ。
80Km/hで走り続けた。
理由は、前を走るトラックを追い抜かない速度がそれであったから。
トラックの全てが100Km/hで走行している訳では無い。
ずーっと、80Km/hを維持しながら走っているトラックは結構いる。私は、その後ろについてオートドライブをセット。これで、大阪〜厚木を頻繁に休憩をとりながら一晩走った。
先も触れたように、結果として帰宅の所要時間は、100Km/hを意識したものと大して変わりは無かった。
違ったのは、UP!の燃費だ。
UP!のドライブコンピューターが示した数値は、23.4Km/ℓ。
往路とは凄まじく異なる。
これは、ECOだ。
帰路は、いつもとは違ったルートを走った。
新名神〜東名阪〜伊勢湾岸〜新東名を使ったのだ。
これまで意識しなかったのであるが、普通に東名〜名神を使うよりも、このルートの方が距離が短いらしい。SAでインフォメーションのお姉さんに聞いてみたら、そう言っていた。
調べてみると、445Km VS 489Kmと、40Km程度短いようだ(料金は同じらしい)。
帰路、走っている間中、高速道路の行く先にずっと明るい星が見え続けた。
方角としては東方。この時期・時間を考えると、アークトゥルスだと思う。
まさに、道しるべ。
天空にも、やたらと明るい星。
これは、木星だ。
星がとても奇麗だった。
新東名を初めて走って思ったこと。
・走り易い。SA/PAの前後は1車線新設(3車線になる)しており、進入が容易だ。こちらも、進入車に道を空ける必要がない。夜中の走行であったが、ゆったりと走れる工夫がなされていると感じた
・トンネルが広い。実質、4車線分の幅がある。これは、トンネル進入の際のドライバーの不安感を和らげる効果が期待出来、さらに渋滞対策にもなると思う
・SA/PAが整備されている。トイレがすごく奇麗。24時間営業のお店がある。駐車スペースの空きが電光版で表示されており、スムースに誘導される。これは、年末年始・お盆時期の混雑時に威力を発揮すると思う
・ICの誘導灯がとても見やすい。安全面でのサポートが素晴らしい
・スタバやコンビニエンスがあちこちにあった。夜中でも営業しているお店があり、大層便利だった
・ガソリンスタンドはめっちゃ高い。家の側で給油したら134円。SAでは151円。信じられない
以前、スキー場と高速道路SAで食事をするな、と言われたものだ。
しかし、今は違う。
SAの名物店を巡ることを楽しみにする人もいるだろう。
私もこの2回の帰省で、養老SAと上郷SAで、大変美味しい食事(味噌カツとひつまぶし)にありつけた。
以前とは段違いである。
高速道路は、その機能性、安全性、快適性で間違いなく進化している。
これは利用者にとってはありがたいことだ。
道をもっと気楽に走ってみようよ・・・