空から見た日本、PartⅡ
昨年に続き、札幌に行く機会があった。
昨年は雪祭りの日程と重なった(2月7日)が、今回は約2ヵ月あとの3月末だ。札幌の街に雪はなかったが、風は未だ冷たかった。
地元の友人は、女性の厚着が次第に薄くなっていく様を見て、季節、春の到来を感じると言っていた。この頃、女性のストッキングが徐々に薄くなっていくとのこと。
街行く人達を見て「なるほど」と思った。
翌日の札幌の空は綺麗に晴れ渡った。
空港でのチェックインの際、座席がたまたま選択出来たので、右側の窓席にした。
札幌から東京へのフライトでは、右側の窓から色々な風景が見えることを知っていた。
因に、東京から四国や九州に向かう際は、左側の窓席を選べば、ほぼ富士山の真上を通過するのを見ることができる。しかし、逆の航路では、窓席は右側でも左側でも、ほぼ海の上を飛び続けていたような気がする。
せっかく窓側を選択出来たので、ずっと窓から日本列島の景色を見ていた。
1年ぶりの「空から見た日本」
彼方に見える羊蹄山。道南のシンボル
岩手山だと思う
見事な火口が見える
左上にみえるのは鳥海山
スキー場が見える。蔵王だと思うのだが
関東平野にさしかかる。右側の山は、赤城山と榛名山ではないかと思っている
いよいよ帰ってきた。東京湾と遠くに富士山が見える
東京湾アクアライン。右端に三井アウトレットモール木更津が見える。飛行機は宇都宮辺りからグッと南下し、房総半島を経由し、右に大きく旋回。東京湾を横切る。
海ほたる
窓にへばりついていたら、キャビンアテンダントから声をかけられた。
「良い写真が撮れましたでしょうか?」
「ええ、まあ」
彼女は微笑んでいた。
きっと私が、子供のように見えたのだと思う。