インフルエンザB型の威力
週末から体調が優れないので、今夕病院に行ってきた。
診察結果は、「インフルエンザB型」。
しばらく、外出禁止とのこと。
やられた。先生も「季節外れの生き残りですね〜」と仰っていた。
実は、昨年の1月末にもインフルエンザA型に罹患し、丸1週間、仕事を棒に振った。仕事を予定していた大阪の同僚に大きな迷惑をかけたところであった。
今冬も、札幌から博多まで仕事の予定が入っていたため、私はこの冬はインフルエンザ対策を徹底的にやっていた。ほぼ、3ヵ月間、外出でマスクを外したことは無かった。
そして、4月が訪れ首都圏のインフルエンザブームの終焉とともに、通常体制に戻していたのだった。
昨年は、インフルエンザに罹患したものの、家族を含めた周辺に罹患者は全くいなかった。
一体何処でウィルスをもらったのか、今でもさっぱり分からない。恐らく、電車の中しか考えられない。
首都圏のJRを使っていれば、どのような他人とでも濃厚接触可能だ。
全くもって、気持ちが悪い…
しかし今回は、状況が異なる。
3月辺りから、電車で咳き込む人は多かった。家族も全員、この数週間で咳を伴う風邪(インフルかも…)を煩っている。
そして、職場でもそれは同様。何故か皆、咳き込んでいる。先週末、傍にいた同僚が深刻な咳をしていた。
そして、今朝、彼が「インフルエンザB型」の診断を受けていたことを知った。
周りは「ゆずさん、その咳、インフルBじゃね?」という。
私は「今日、医者に行ってみる」といって早々に仕事を引き上げた。
今年のインフルBは、高熱が出る訳でもなく、咳き込む程度の症状が続くとの話も聞き、風邪との見分けが難しいそうだ。
ひょっとすると、私の仕事場もそれに巻き込まれたのか?
そして、今回の診断である。
恐るべし、インフルB。
先生からは、「病状が軽くても伝染するので外出はいけません」と釘を刺された。
私達が知る一般的なインフルエンザの症例は「A型」だ。発症数も圧倒的にこれが多い。
しかし、マイナーなBは、それはそれで地道に仲間を増やしているようだ。
電車の中で咳き込んでいる人を見たら注意せねばなるまい。今年のインフルBは、未だ健在だ。
先生は、
「今朝も小さい子が同じ症例で来院されました。流行るかもね」
微笑んでいらした。
先生、笑い事じゃないですよ・・・