10万円のジャケットは買いません
我が家では、日本経済新聞を購入している。月当たりの購読料は4,509円らしい(口座振替なので意識していない)。
読売新聞であると4,037円らしいので、日経は割高だ。産経新聞は他誌よりも安いと聞いたことがあるので調べてみると、3,034円であったが、これは朝刊だけの値段とのこと。
はて、産経には夕刊がないのであろうか。HPを見ただけでは分からなかった。
と言うわけで、日経が他誌よりも割高であるのは間違いないとしても、それ相応の付加価値はある。
経済欄の専門性は当然のこととしても、30〜40頁のボリュームを有する紙面・記事は多彩かつ、ある意味で充実はしている。
勝手なことを書いている経済コラムにも、たまに耳を傾けるべき出色のオピニオンはある。
日常の記事もさることながら、毎週末の別紙特集は結構楽しい。私の妻はよく目を通しているようだ。
ビジネスパーソンとしても自分もそろそろ枯れてきたなぁ、と実感するこの頃、無理してまで高価な新聞を定期購読する必要もないかと考えていたのであるが、妻の反応は意外にも、
「別に新聞くらいとっててもいいんじゃない。じゃまにならないし」
というもの。
この手の節約は不要とのことらしい。
と言う訳で昨日の日経朝刊には、月一度のおまけとして「THE NIKKEI MAGAZINE STYLE」が添付されていた。
今月の特集は、 "ファッション&ライフスタイル" とのこと。
各種ブランドのスーツ、ジャケット、シャツ、パンツ、ビジネスバッグが中心の特集だった。
↑ コーヒーをこぼしてしまいシワシワ
「HUGO BOSS」「AZABU THE CUSTOM SHIRT」「Factelier」「PELLE MORBIDA」「ONLY」等のブランドが紹介されていたが、私はこれらを全く知らない。
恐らく私が無知で無頓着なのであろうが、それにしても全く知らない。銀座辺りに行けばお目にかかれるのだろうか。あるいは、横浜そごうにも陳列されているのか。
謎だ…
今まで、この冊子に紹介された商品群で私が「ああ、これ知ってる」と思ったのは腕時計だけ。時計は好きなので、この時だけは一生懸命に見る。
さて、今回特集の中で、ジャケットだけはちゃんと見てみた。
ブランドは知らないが、どれもいいな、と正直に思う。しかし、どれも高価だ。OVER ¥100,000 が当たり前のように並ぶ。
いくらなんでも高過ぎ…。
日経の読者は皆こんなに高価なジャケット、スーツを着ているのだろうか。
例えば「Henry Cotton's」のジャケット(ネイビー)は89,000円、パンツは33,000円だ。上下で併せて123,000円。
パンツはいくらモノが良くとも消耗が激しい。2〜3シーズンでおシャカになる覚悟が必要。これに3万円だすかなぁ。
私はムリ。
一方、ジャケットは大切に着れば、結構保つ。良いものであれば、尚更だ。
私はジャケットはずっと以前から「J-PRESS」を愛用している。「J-PRESS」のフランネル生地は結構頑丈だ。6〜7年は行ける。
値段も結構するが、その価値はあると思っている。
3つボタンが良い。
実は「Brooks Brothers」のジャケットも保有しているのだが、着たときの感触は「J-PRESS」の方が気に入っている。
やはり、「J-PRESS」のデザイン、生地は良い。すごくリラックスできると感じている。
できれば、「THE NIKKEI MAGAZINE STYLE」においては「J-PRESS」や「Ralph Lauren」の新作も紹介して欲しい。
10万円のジャケットを紹介されても困る。
ところで、左側のモデルさん。
とても素敵だ。
誰なんだろう…
ここに掲載されるジャケットを着れば、彼女に遭えるのか…