2018年を振り返って
年末なので私的に1年間を振り返ってみる。
10大ニユースという訳ではないが人生の備忘録として(「はてブ」自体が備忘録であるが)。
1.ハワイ旅行
31年ぶりのハワイ旅行ができた。
娘夫婦の結婚式兼新婚旅行だ。私と妻の願いを叶えてくれた娘夫婦に心から感謝したい。
やはりハワイは素晴らしい。
両家ファミリーでの旅行は一生の思い出になった。
ちょっとした事情で会社から寸志を頂いたので、それでカシオのG-SHOCK35周年モデルを購入(妻には海外でも使える電波時計が必要だからと説明)し、休暇をこの旅行に充当した。
たまたまであるが、タイミングに恵まれた。
妻は「絶対にもう1度行く」と言っている。よほどゴルフが楽しかったのか…
彼女は有言実行タイプだ…。どうする?どうなる?
2.TDL
随分と長らく行っていなかったのであるが、久しぶりにTDLに行った。
孫の誕生日祝いが名目。
そうでもなければ私は行かないだろう。並ぶのは大嫌い。
妻に確認したら13年ぶりじゃね?と言われた。そう言えば、以前は入場ゲートの前にホテルは無かったし、モノレールも走ってなかった。この10年でTDLも進化したと言うことだろう。
息子が良いことを言っていた。
「TDLは誰と来るかで楽しさは決まるんだよ」
確かにその通りで、娘夫婦が子供を連れて楽しそうに歩く姿を見て、私は満たされた気分だった。自分本位でなくとも夢の国は素晴らしい。
妻「ねっ、来て良かったでしょ」
私「うん。」
妻「幸せでしょ」
私「そだね〜」(流行語大賞)
因みに、息子の嫁は彼が言うに、TDLマイスターらしい。
3.暑い夏
何で最近の夏はこんなに暑いんだろう。地球温暖化の影響?なら、温暖化じゃなくて灼熱化じゃん。
いくら何でもこの暑さは異常だ。
東京オリンピックのことも心配であるが、それより自分の夏通勤が続けられかが問題だ。もうこんな気候、ついて行けません。
一方、暑気払いについてはブログにも書いたが「プレ金:銀座ライオン」はお勧め。
実はもう一つ夏に試したものがある。
ファミマのスイカアイス(商品名は忘れました)。
が、美味しくなかったです…。
4.企業不祥事
検査データの改ざんなど、世間を騒がせていた不祥事は、年末のカルロス・ゴーンの逮捕でトドメが刺された。
彼には大好きな日産を救ってもらった自動車ファンとしての恩義と経営者としてのリスペクトがある。結末を見守るしかない。
報道が事実であれば、彼は単なる金の亡者だ。
そんな結末は悲し過ぎる。
5.政治家と官僚の堕落
「もりかけ」…だけでは無い。
今や、公文書さえ偽造されている。政府広報は信用できない時代になった。では、何が信用できる?
自分で算定したものだけだ。
著しい不効率。
ウソで居直っても総理大臣を辞めなくてもいい国。
暴言を吐き続け、人格を蔑ろにしても副総理の座を追われない国。
道理を外れても出世できるなら、それに従う役人がいる国。
それを何ら咎めようとしない国会議員とかいわれる俗物達。
それを止められない私達…。
子供の頃から、政治家はずるいというイメージを持っていた。
大人、いやジジイになった今、それは現実となっていた。
とんでもないことだが、責任は私たち国民にもある。
6.災禍
豪雨、地震…。
今年は、自然災害が目立った印象だ。
しかし、振り返ってみると災害がなかった年って、無いのかもしれない。
いつも、何がしかの災禍がこの国にはある。
私たちがやるべきこと。
それは、備えと支え合い、だと思う。
自分だけは…と思うのは本当の愚か者だ。
7.若者たちの飛翔
サッカーW杯や冬期オリンピックでの若いアスリート達の活躍が目立った。もちろん、MLBの大谷君もだ。
この国の社会は、変えなくてはいけないシステム・制度が色々とある。その中には、本来一流の力を有するアスリート達の障壁となっているものも少なくないと思っている。
スポーツ先進国にはない、くだらない制約。
彼等は本当に立派だと思う。
こんなくだらんしがらみや、訳分からんルールだらけの環境で、あそこまでのパフォーマンスを出したのだ。
私たちジジイがやるべき事は賞賛以外にもある。
彼等のメンタリティを見習う事と制約を取り払う事だ。
8.退位
平成という元号が終わる。
が、時代の節目、とは私は思っていない。ひとつの時代が終わるとも思っていない。
2018年と2019年は連続している。
それを平成最後の云々といって、わざわざ大袈裟に話題作りにしたいのは、マスコミではないのか。
だが別にそれは構わない。
また、平成最後を名目に色んな勇気を出す事は大いに結構。想っていた人に告白なんていいんじゃない?大賛成。
ものごとには、勢いも必要。
個人が節目を活用することは今上天皇もお喜びになると想像する。
そう、そういうお人柄の王様を持っていることが私たちの誇り。
与党保守系の連中の元号に関連する一連の言い分は私には理解不能だ。
あいつらこそ、天皇を政治利用(私利)しているように私には思える。
国民に対し、現代日本の皇室のあり方を明確に実証してくれた尊い方。
終わるのは、その方の身分の置き方であって、時代が終わる訳ではない。
あの方の想いは続くのだ。
9.梅
「飛梅」を書いて以降、梅干しをよく食べている。
おそらく、これまでの人生で最も梅干しを食した1年だったと思う。本当に美味しい。
来年も小田原の梅林に行こうと妻を誘っているところだ。
ただ、妻からも医者からも「塩分取り過ぎ」と言われており、梅干しについては悩ましい限りだ。妻がつけている梅酒も気になるのに。
今年の健診で血圧の高さを指摘された。初めてのこと。
年齢もある。
しかし、食生活で「塩分高め」であった事は事実。
飲酒を含め、生活習慣を変えないといけないようだ。
年をくって、少しものごとが分かるようになったら、今後は自制の時期。
ああ、切ない…
10.家族
長男が入籍し、2人の子供が自立した。
親の役割の一定部分を終え、満足感と何か寂しい気分を味わった年だった。
我が家には嫁さんが加わった。
いつか、新たな一員を見せてくれると思う。
娘の結婚式は、入籍後1年と少し後になったが、一方で孫娘を伴った旅行は素晴らしいものだった。
新たな家族を迎え、ありがたい私生活を送っている、と自覚した年…。
あと、もう少し生きていたら、もっと新しい家族を迎えることが出来る。
それを励みに、元気よく生きていこうと思う。
全ての人にそれぞれの幸あれ。