紅白歌合戦がつまらない理由
漠然とそう思っていた。特にこの数年間。
何でだろうと考えてみて、一つの結論に至った。
歌に感動がない・・・
全てではない。しかし、どうでも良いメドレーを歌っている歌手が何人もいた。
この1年、これといったヒットを飛ばしていない歌手は、どうしても過去のヒット曲、どうでもよいメドレーに偏向しているように感じた。
歌合戦であるのに、選曲に困るような歌手を出演させているところに無理がある。
この数年間で、紅白を見ていて身震いがするほど感動を覚えた楽曲を考えてみると、
・ジュピター
・望郷じょんがら
・バタフライ
・三日月
このような楽曲を並べてくれ、というのは贅沢な要求なのであろうか。それが紅白というものではないのか・・・
まず、オープニングの歌が酷い。
中盤戦の演歌連中は、明らかに穴埋め。
白組のトリは、あれはひとつの歌か?何を歌っているんだ?どの歌があの人達にとって一番なんだ?
北島三郎はOKだが、歌は何でもいいのか?
そもそも、白組司会がこの数年変わらない、というのがこの番組の企画の限界なのかもしれない。
新旧にかかわらず、いい歌は魂を揺さぶる。それらの年末の集大成が紅白だ、というのが私の勝手な位置付け・定義であったのだが、どうやらそういうものではなくなったようだ。
もう見ない、という訳ではないが出演者が全力を込めているように見えないものに強い思い入れはできない。
昨日、番組を見ていてつくづく思った。
華やかで素晴らしいエンターテイメントであるが、つまらない・・・
別にNHKは反省する必要は無い。
私が勝手にそう思っているだけだ。
そして、
明けましておめでとうございます。
今年も、しっかりと普通に生きる。