もしもし電話の未来
常々、感じていた事がある。
ケータイ(スマホ)の通信料金って、高すぎないか?
その手のIT機器に全く詳しくない私であるので、正確な内容は理解していないが、なんだかんだで6000円/月程度はかかるんではないの?
2年割引や3年割引、家族割りや、何ちゃら割をすると、もっと安価なのかも知れないが、所謂基本料金で計ればその位は必要なのではないか・・・?
いくら何でも高過ぎると思う。
東京ディズニーリゾートやユニバーサルスタジオ・ジャパンの入園料と同程度だ。
家族4人で回転寿しを食べた時や、ちょっとしたレストランでの夕食代(一人)、ISP(インターネットのプロバイダ)料金、ガソリン満タン、日経新聞朝・夕+Web会員、銀座ライオンでのデート代、等々が同水準のサービスとなる。
高々、もしもし電話プラス、インターネット接続料として、この金額を払うのははっきり言ってアホらしい。どちらも、現代においては珍しくも何ともないサービスだ。
いや、ひょっとして、スマホを利用する人の多くは、「もしもし機能」を使わないのではないか?
LINEでコミュニケーションを代替している人は相当数いると想像できる。
使いもしないサービス料金を負担しているのであれば、こんな理不尽なサービス料金体系はない。電話会社、ISPの陰謀だ。
接続料金は、もっと下げるべきだと思う。
そもそも、パケット従量制で料金設定すること自体が信じられない。
利用者は、どうやってスマホを使いながらパケットを数えれば良いのだ?提供されているサービスの源泉がイメージできない料金設定など、そもそもおかしくないか?
以前から「おかしい」と感じていたが、未だ是正される気配はない・・・
理由は分かっている。
端末料金を通信費に上乗せしているからだ。
もちろん、”それ” が違法である訳ではない。
しかし、「激しく」スマホを使わない人にとっては、今の料金体系は”不公平”とも言える。
MNPにかかわる経費、販売促進費についても、通信料金に上乗せされていると解釈できることからも、現在の料金体系が ”歪さ” を備えている事は疑いの無いところだ。
サービス料金までが「ガラパゴス」だと思う。
大陸系では、超安価な「スマホ」っぽい端末が流行っているそうだ。
まもなく、日本にも上陸してくるだろう。
これらの準「新端末」は、この国の「ガラパゴス」体制を破壊するかもしれない。
安い端末は、「高い通信費」のサービスを駆逐するだろう。
全ての人が、iphoneやXperiaを欲しがる訳ではない。ガラケーで十分な人も多く存在する。
また、タブレット端末は「もしもし機能」を除けば、スマホ機能をほぼ包含している。リアルタイムの通話・通信機能は、近い将来、新たなアプリで、より信頼性高く実現される可能性大である。
そうなると、「スマホ」は要らなくなる。
ウェアラブルなスマートターミナルが全世界を覆い尽くすかもしれない。
その時「電話会社」の概念は消えて無くなる。
電電も、白い犬も、森三中も、「3年割だ」「家族割りだ」と「割り方」を考えている場合ではないと思う。
私は、未来が早く見たい・・・
追伸:下記の記事の内容が私には理解できないし、理解できるまで読み込む気力が湧かない。このような料金システムを誰が喜ぶのだろうか・・・
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http://www.yomiuri.co.jp/it/report/20140430-OYT8T50261.html?from=ytop_ylist