一期一会
恥ずかしそうに 薄目をあけて 初めて秘密 打ち明ける 14歳
口紅の色は からたちの花よりも 薄い匂い 15歳
ねえ 奇麗なまま 生きることは 無理なのかしら 16歳
あなたの心 横切ったなら 汐の香り まだするでしょうか 17歳
ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます 私なりに 18歳
坊や いったい何を教わってきたの 私やっぱり 帰るわね 19歳
あなたの … が欲しいのです 燃えている … がすきだから 20歳
何億光年 輝く星にも 寿命があると
教えてくれたのは あなたでした
季節ごとに咲く 一輪の花に 無限の命
知らせてくれたのも あなたでした
約束なしの お別れです
今度はいつとは言えません
あなたの燃える手
あなたの口づけ
あたなのぬくもり
あなたのすべてを
きっと私 忘れません
後ろ姿 見ないで下さい
Thank you for your everything
さようならのかわりに・・・
この歌を謳ったとき、彼女はまだ21歳だった。
そして、永遠の別れ。
あなたのこと 忘れない
忘れていない
そう 一期一会・・・