東名高速道に関する些細なこと
年末から弾丸帰省を3度やって気付いたこと。
いくつかルートはあるが、最短距離は、東名〜新東名〜伊勢湾岸道〜東名阪〜新名神〜名神のコース。445Km。
御殿場JCTから新東名に入り、三ヶ日JCTまで行く。そこで、東名に合流。このルートは、東名で行くより10Km程度短い。料金は同じ。
大した距離の違いは無いが、新東名の方が空いている感がある。また、走り易く、SAも新しい分だけ設備がいいように感じる。
そのまま走り、豊田JCTからは伊勢湾岸道路に入る。このルート、四日市JCTからは東名阪になる。シャープの工場があることで有名な亀山JCTを経由し、新名神に入る。
この辺りの行き先標識の目印は「草津」あるいは「京都」になる。
草津JCTから、名神に合流。そのまま、豊中ICまで直進(京滋バイパスは使わない)。
少し意外なのだが、名神を使うのと、伊勢湾岸を使うルートでは、何と34Kmも距離が違うらしい。これは、SAのインフォメーションにいるお姉さんに教えてもらった。
名神の養老SAでの食事に、よほどの拘りがないのであれば、伊勢湾岸ルートの方がリーズナブルだ。因に、養老SAでは「味噌カツ定食」「ひつまぶし定食」が食べられる。
どちらも、得難いものだ。
が、「味噌カツ定食」ならば、伊勢湾岸ルートの湾岸長島PAでも食べることは出来る。個人的には養老SA「ひつまぶし定食」を押すが…。
トータル450Km程度の移動距離だ。
私は休憩を頻繁に取るので、8〜9Hrをかけて走っている。
幾らなんでも、遅過ぎると思われるかも知れないが、途中SA/PAでの買い物、SAでの食事には時間を惜しんでいない。2Hr程度の遊び時間が含まれており、おおよそ80〜90Km/hのペースで車を走らせていると考えれば、これくらいの時間になってしまう。
休憩を最少にし、100Kmオーバーで走り続けるのであれば、5時間程度で移動可能だろう。恐らく、そのようなドライバーも多いと推測する。
今回の弾丸帰省で印象に残ったことの一つに、行き先で必ず、中国の団体旅行客に遭遇したことがあげられる。
あちら(大陸)からの旅行客が増えている、とのニュースは聞いていたが、確かにそれを実感した。これだけ頻繁にぶち当たるのであるから、他にも相当な数の観光客が日本入りしていることは間違いない。
日本にとっては、経済的メリットが多いこととは思うが、もう少し「静か」に観光して頂きたい、と思っている。彼らは、とにかく賑やかだ。閉口することが何度かあった。
高速道路料金には、休日割引がある。
厚木〜豊中は土・日に走ると、通常10,180円が7,490円に割り引かれる。この差は結構大きい。事情が許すのであれば、利用しない理由は無い。
割引の条件は、休日時間帯の間に料金ゲートを潜って進入すること。ICを出るときは、平日(月曜の早朝)になっていても、割引は適用された。
因に、平日夜間に高速に進入し、休日にICを出た場合どうなるかは知らない…
一般ドライバーは、休日の夜間は、道が空いており「走り易い」とのイメージをもたれるかも知れないが、実際はそうとは言い難い。
私の走った感想としては、休日の深夜時間帯であっても、周りは輸送用「トラック」、都市移動用シャトルバス(所謂、夜行バス)で一杯だった。
彼らに比べ如何にも小さな小型乗用車が、必ずしも、気楽にこのルートを高速走行出来るとは限らない。
しかし、事情が許すのであれば、経済面で見ても、休日夜間を狙ってみる手はある、とは思う。
因に、新東名の上りに限って言えば、休日夜間は結構空いていた。
高速道路と、その付帯設備は、着実に進化していると言える。
少なくとも、SA/PAに関しては、以前に比べ、確実にアメニティは向上している。
これは、とても喜ばしいことだ。