オリオン座が沈む窓

azuyuz captain's log〜”ゆず”艦長の航海日誌

VW UP! 2年点検

 営業から連絡があり、2年点検を受けることになった。

 これまでは国産車に乗っていたので、2年点検を受けたことはない。

 国産車では、2年点検は通常有償であり、大きな問題や不安要因が無い限りは受けるユーザはいないと思う。もう1年経てば車検を迎えることだし。

 ところが、彼女が連絡を受けた内容は「無料ですから是非」と言うことだったらしい。

 私も、これは意外であった。

 実は兼ねてから営業からは、例のミッション制御にかかわるリコール対策を「急いではいない」がやらせてほしいと連絡を受けていた。

 幸い、我が家のUP!はミッション系に何の問題も起こしたことが無かったので、リコール対策については、忙しさにかまけて先延ばしにしていた。

 今回、良い機会であるので2年点検とリコール対策を同時にやってもらった。

 以下、点検・作業項目(正式には「プロフェッショナルケア2回目」と言うらしい)。

 

・エンジンオイル、エレメント交換

・リブドベルト点検

タイミングベルト点検

・スパークプラグ点検、清掃

エアークリーナー点検、清掃

・エアコンフィルター点検、清掃

・シリンダヘッドカバー漏れ、点検

トランスミッションオイル漏れ、点検

・ドライブシャフトブーツ点検

ブレーキフルード点検

・ブレーキ分解、清掃、給油

・フロントブレーキパッド、ロータ点検

・リアブレーキシュー、ドラム点検

サイドブレーキ引き代点検

・前後ブレーキホース点検

・タイア点検、エアー圧調整

・エアロワイパー交換(前後とも)

・バッテリー点検

・ウォッシャー液量点検、補充

・各ドアヒンジ給油

・サービスインターバルリセット

 

 以上だ。

 点検費用は、1,620円。

 ただし、これは彼女が購入した「アロマオイル」代。他は無料だ。

 特に、前後のワイパーブレード交換とエンジンオイル、オイルエレメント交換が無料であるのは意外だ。国産車では通常「有償」となる。VWは無料らしい。

 

 あと、最近ブレーキを踏んだ際に「キ〜」という音を出すようになったことを彼女はしっかりとデイーラーに伝えたようで、これについても改善されていた(異常では無いとのこと。グリースを塗ったらしい)。

 リコールについては、「ギアボックスEUC改修」と明細には書かれていた。

 私はリコールについては何をどうしたのか興味はあるが、彼女にとっては論外であったらしく、詳細説明は無かった。

 いつも使っている彼女に問題が無いのであるから、私から言うことは何もない。ディーラーの整備士からも「全く問題はありませんね。元気です」と太鼓判をもらったとのこと。

 彼女はご機嫌だった。まるで、自分の定期検診の結果が「優」だったみたいに。

 

 外国車の維持費は、「国産車に比べて総じて高め」がこれまで定説であったが、UP!に関してはそうでもない。

 故障・トラブルはこれまで皆無だ。

 ディーラーの対応も良い。

 国産車と何ら遜色なく購入の比較対象になり得る時代が来た、と言うこと。

 ただし、昨今の原油高。

 

 ガソリン代が気になることは否定出来ない・・・