オリオン座が沈む窓

azuyuz captain's log〜”ゆず”艦長の航海日誌

VW UP! 燃費にまつわるTIPS

 かれこれ、UP!との付き合いは2年半になる。

 総走行距離は、16000Km程度。

 さすがに、若い頃のようには長距離を走ることは無くなった。若い頃は、年間10000Kmをコンスタントに走っていた。長距離の帰省や旅行が要因と思う。

 これにまで判明した燃費に関係する話題をあげておく。

 

①燃費は、ちょい乗り(お酒の買い出しやBOOKOFFに行く等)の場合、良くて13〜15Km/ℓ。30分以上走る場合だと、およそ17Km/ℓまで出る場合がある。

 30分という時間は、エコ運転をした場合の効果が明確に発露する境目なのだと思う。恐らく、20〜30Km以上走らないとその効果は見えてこない。

 高速走行は、頻繁に休憩を入れても20.5m/ℓは出る。

 オートドライブを使うか否かは、あまり関係ない。それよりも、80Km/h程度で定速走行することの方が燃費効果は高いようだ。

 

トランスミッションは、AMT(ASG)であるが、これをマニュアルで使用した場合と、オートで使用した場合とで、燃費に大きな違いは無い。どちらでも、燃費は同じだと思う。

 それよりも、急発進、急加速、ムダ(不要)な踏み込み等の影響の方が大きいと思う。

 

③エンジン回転数が3000rpmあたりまで上がらないと、1速→2速のギアチェンジは入らない。この加減が結構難しい。オートで使うと3000rpm手前で、スルッとチェンジする。

 軽くアクセルを踏んでいることが苦痛でない人は、オートで使った方が燃費は良いと思われる。

 

④オートで使うと、4速を比較的長めに使っている感覚がある。時速40Km/hを少し超えると、4→5速へのチェンジはマニュアルでは可能だが、オートでは50Km/h辺りまで4速で引っ張る感じ。とっとと5速に入れたい場合は、マニュアルを選択した方が良い。

 

⑤坂道のUP/DOWNを走る場合は、マニュアルの方が燃費は良いと予想する。大変だけど。伊豆高原伊香保での経験に基づく。

 

⑥見かけはショボいが、意外と賢いドライブコンピュータが搭載されている。このドライブコンピュータ、瞬間燃費、平均燃費(エンジンを切っても一定時間はデータを保持している)は当たり前として、これに加え現在燃料値での走行可能距離を算出してくれる。

 賢いと感じるのは、高速路など、燃費が延びるシチュエーションでは、走行可能距離も直近の平均燃費から再計算しているところ。この機能、大層便利だ。燃料補給のタイミングがほどほど正確に見積もれる。

 

走行可能距離は、残り50Kmまでは10Km単位で減っていく。しかし、それを切ると、丁寧にも5Km単位で減算してくれる。どこかからは、1Km単位になるのだろうか。彼女は、これが10Kmになるまで走ったことがあると言っていた。どこまで正確なのかは不明。恐らく、若干の余裕をもたせた表示であるとは推測する。

 

⑧満タン法で計測したことがないので、ドライブコンピュータの燃費計算の正確性は分からない。しかし、これまでの感覚で言うと、精度は悪くないと思う。それよりも、残走行可能距離表示のおかげで、小刻みな燃料補給が安心して出来るようになった。彼女は、最近満タンにしたことがない、と言っていた。ハイオク指定であるので、燃料費もバカにならない。数千円分を適時補給するという方法は、精神衛生面で好影響をもたらしてくれる。

 

⑨これまでのトータル燃費を勘案すると、前プリウスと遜色無いと感じている。ハイオク指定なので、コストは比べるまでもないが、スモールがもたらす効率性は顕著だ。

 スモール=エコであることは、間違いない。

 

⑩因に、燃料給油口は運転席からは空けられない。手で開ける。悪戯避けにイグニッションキーで鍵がかけられるようになっている。

 給油の際は、キーを抜いてスタンドのスタッフにわざわざ鍵を渡さねばならない。

 この間、スタンドで担当したおじさんにキーを渡したら、不思議な顔をされた。

 ・・・確かに、何のこっちゃ、だよね。

 

 日本上陸から2年半。

 今でも、お勧め出来る。