自民党がダメな理由が思い出せない
来週は、投票日だ。あと、1週間、街は賑やかだね。年の瀬の慌ただしさの中、この喧噪も慣れてしまえば、どうということもない。
さて、先日、10万人規模の世論調査の結果が報道された。自民党の圧勝、民主党の壊滅的敗北との事。
民主党は、鳩ぽっぽ、悪党小沢がいなくなり、結党以来の人的基盤が無くなった訳だから、今回の選挙で本当に壊滅し、消滅してもらった方が良い。
この政党は、もはや不要だ。
NODAのやらかしたことの報いとして、それが最も相応しく、また、「政治生命を賭ける」といった彼の言動の結末に素晴らしくマッチしている。
80人程度の当選が予想されているようであるが、私の感覚では50名も当選して欲しくないくらいだ。
厳し過ぎる意見がもしれないが、NODAのやったことはとんでもない暴挙であり、民主主義の否定だ。まさに”壊滅的打撃”を喰らわせないと、彼は真の反省をしない。
政治家とは選挙でしか民意を感じられないのだ。そういう生き物。
全国民の厳しい審判に期待したい。そろそろ、溜飲を下げたいものだ。
ところで、民主が評価の価値すらないのは当然としても、一方で自民党への回帰も少し意外だ。前回選挙から3年少しが経過しているが、その当時の自民党の悪辣な政治姿勢を皆忘れてしまったのであろうか。
と、考えたのであるが、そういう私も自民党の何が気に入らなかったのか、・・・思い出せない。何だっけ?
・・・
・政治改革を全くやる気がない
・官僚機構の改革を全く無視(ASOは「官僚バッシングに組しない」と言っていた)
・医者、弁護士、経営者等、お金持ち・特権階級のご用聞きばかりする
・一方、農家、自営業、会社経営に有利な税制を作り、サラリーマンの所得税から多くの金をむしり取る
・政財官の鉄のトライアングルを形成し、このサイクルの中だけで富を貪る
・天下りとそのシステムを必要悪と認知し維持させている(高コスト、無駄の塊が大好き)
・政治を家業とすることに美学を感じ、勤労者の労働価値を見下している(政治家と労働者というものは、一種の身分制度だと思っている)
・電力会社と原発は大好き
・USAも大好き
・連合は嫌い
・小沢一派はもっと嫌い
・サラリーマンは生かさず殺さずでいいと思っている
・「政治とは妥協であり、それは双方の価値感の1/2のところで折り合いをつける事だ」という昭和中期の価値観をまだ信じている
・ネットは、バカな国民が使うおもちゃだと思っている
・マスコミは知見が高い、と思っている節がある
・天皇、帝国、軍隊という言葉が好き
・”マニフェスト”なんちゅうカタカナ言葉は大嫌い。”政権公約”という正しく美しい日本語を使っているが、別に守ろうとも思っていないし、これまでも守ってこなかった。こんなものに一喜一憂するなんて、国民はバカじゃなかろうか、と考えている
・・・
う〜ん、この程度しか思い出せない。