オリオン座が沈む窓

azuyuz captain's log〜”ゆず”艦長の航海日誌

今時の警察仕事…

 引っ越してからまだ間もないが生活は落ち着いてきた。

 やっと日常は落ち着いてきたものの、たまたま今年は免許証更新の年。8月が誕生月なので先日お約束の免許更新ハガキが到着した。

 役所関係の手続きはやはり面倒。

 ともかく、やたらと混んでいて時間がかかる。

 あ〜あ、面倒、という気持ちである。

 億劫ではあったが、つべこべ言っていても仕方がないので、ともかく更新手続きのハガキを持って地元の警察署に行った。

 平日であったためか、署内にそんなに人はいない。混雑はない。

 入り口正面にコンシェルジェと思しき受付があるのだが、そこに座っているのがボテッとしたいかにも怖そうなおじさんなもんだから笑ってしまう。

 あれじゃ、誰も気軽にものごと聞けない…

 

 さて、署内に入ると「免許更新は①窓口へ」と標識が出ている。

 さっそく更新ハガキを持って①窓口に行く。

 窓口のおねえさん(どう見ても警官ではない。制服着てないし…)が「この書類に必要事項を書いて下さい。書いたら②窓口に提出して下さい」とのこと。

 書類に記入する項目は氏名、生年月日、暗証番号だけ。

 住所すら不要。こんだけ?

 コンシェルジェ席にいたおじさんが「暗証番号ちゃんと書いてね。書かないと戻されちゃうよ!」と私を含めた更新者に声掛けをしてくれている。

 一見怖そうだが、どうやらいい人みたいだ。笑っちゃう。

 ②番窓口に書類を提出。

 そこで更新料3300円を支払う。

 「安全協会へ加入されますか?」と優しく誘われるが「NO!」と即答。

 おねえさんは収入印紙を素早く貼ってくれる。

 「これを①番窓口へ提出して下さい」と言われる。

 ①番窓口へ行き書類を提出。

 即座に「視力検査をします。これを見て返答して下さい。」

 言われた通り顕微鏡みたいなスコープを覗く。

 例の "C" がどっちを向いているかを答える(計4回)。

 「はい、OKで〜す。次に呼ばれるまで少しお待ち下さい。」

 椅子に座って待っていたらほんの数分(多分1〜2分)で「ゆずさん、こちらへ!③番窓口です」と呼ばれる。

 ③番に行くとそこで写真撮影。

 「あごを引いて下さい。パチッ!はい!OKです。」

 この写真撮ってる人、警官なんだろうか?と素朴な疑問が浮かぶ…

 「はい、これで手続きは終わりです。次は講習を受けていただきますので番号を呼ばれるまでしばらくお待ちください。」

 私はその辺りのソファーに座った。

 さて、呼ばれるまで新聞でも読むか。NIKKEIサイトをアクセスしていたら「ゆずさん!こちらへ」と即呼び出しを受ける。

 「えっ!もう?」

 私はそそくさと呼ばれる方向に走った。

 担当の方が笑いながら「ああ、急がなくて結構ですよ」と言っている。

 なんと、ここまでが15分。

 !

 15分!

 どんだけ早いの!

 そこから60分間の講習を受講。

 これ、違反がなければ30分で終わる。

 私は昨秋、秋田に帰った際、後席にいた叔母がシートベルトをしていなかったため反則切符を秋田県警から頂いているため反則歴あり。よって講習は60分。

 9時45分頃に警察署に入ったと思うが11時には全ての手続きが終了。更には免許証は即日交付だ。

 圧巻。

 藤沢では免許交付は更新手続きの1ヶ月後だ。それも写真は持参しなくてはならない。

 なに?この差…。

 ゴミの出し方からしてそうだが、埼玉、優しすぎる。

 おまわりさん、これからもよろしく。