宣言を待つ意味はない
昨日(4/4)の東京都の発表によると、東京での1日あたりの感染者数が100人を超えた。
これは、感覚的には一定の上限レベルに達した数値だと思う。
ABE首相は「躊躇なく緊急事態宣言をだす」と国会で発言しているが、今現在、躊躇していないと言うのなら、この人は本当にAHO、BAKAだ。
宣言が出れば何がどう変化するのかについては、ワイドショーなどが結構詳しく説明してくれている。
結論から言えば「戒厳令」が出るほどのことではない。
結局、これまで通り ”自分の身は自分で守る” しかない。
国家が国民全ての生命・財産を守ってくれるのであれば、それに越したことはない。
しかし、家にじっとこもってTVを見ながらそんなこと祈っていても何も変わらない。
NHKのキャスターが呼びかけているように、今できる事をやるしかない。
街で若い人にマイクを向け、わざわざ「こいつはあほか?」と視聴者に受け止めさせるシーンを撮っている番組がある。
若い人たちの中には、確かにこのような人もいるだろう。
しかし、新橋の駅前でインタビューに答えている大人たちだって似たようなもんだ。
見ていて赤面するようなバカ発言をするリーマンは掃いて捨てるほどいる。
腐ったおっさんを撮りたいなら、歌舞伎町に行けば良い。刹那で絶望的なセリフが数多く収集できる。
しかし、それがTVの情報番組の役割なのかは疑問だ。
私は以前よりさらにTVを見なくなった。NHKニュースですら朝15分程度しか見ていない。
それ以上見ても無駄だからだ。
自分で考えて行動するしかないのだ。
政治家に期待してもだめだ。
彼らは、この後に及んで和牛肉をどうやって国民に購入させるかを考えているような輩だ。
役所もだめ。
この国の役所は、医療システムを破壊・破滅させる方向に進んでいる。悪意はないにせよ。
社会システムもだめ。
この国には、セーフティネットがない。この国は例えばシングルマザーを守ることができない。いわゆる貧困への対策ができない。社会的弱者を切り捨てる。
多くの会社(企業)の指示・判断はもっとだめだろう(社員を守る行動は取らない)。
やはり自分の頭脳を働かせるしかないのだ。
おそらく、緊急事態宣言が出た頃には、社会情勢はすでに絶望的なものになっている可能性が高い。
そんなものを待たずにできる行動をしよう。
法律は国民を守らない。
政治は国民を守らない。
自分を守るのは自分だ。
皆、自分の大切な人を守ろう。